500円でグラミチの短パンを染めなおしてみた。

4年ほど前に購入したグラミチの短パン。

長年使っていた愛用のグラミチのパンツが色落ちしてしまったので、自分で染め直してみました。

グラミチはアウトドア用の短パンで有名なブランドですが、もともとはアメリカのロッククライマーから生まれたブランドです。

素材と作りの丈夫さは断トツで、しっかりメンテナンスすればこの先何十年も使える、まさに一生モノになる短パンです。

そんなグラミチの短パンも4年も履けば色落ちがひどくなってしまい、キャンプには履いていけるけど、普段のお出かけに使うにはイマイチ気が引けてしまいます。

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新品と買い替えようかと思ったけど、値段もまあまあするし、作りは丈夫なので捨ててしまうのはもったいないので、ダメもとで染めてみようと思いました。

500円の染粉、DYLONを発見

ネットで調べてみると、衣服の染料界ではDYLONという染料が有名なようです。

早速アマゾンで購入すると、なんと価格が500円ほど!

500円でグラミチパンツが復活すると考えるとめちゃくちゃ嬉しい!

しかも染めるのに成功したら、パンツに穴が空くまで一生履いていられます。

 

使用したもの

・染料 DYLONマルチ#19DeepBlue

・バケツ容量10L(100均で購入)

・ゴム手袋(厚手の物をおすすめします)

・塩30g

・菜箸(使い捨て用に1組買うのが良いです)

 

説明に入る前に注意点を先に。

・マルチタイプの染料は熱湯を使うので厚手のゴム手袋を用意すること。

僕は100均で薄手の掃除用ゴム手袋を買ってきてしまい、手袋をしてもお湯が熱すぎてもみ洗いすることができず菜箸でずっとかき回していました。ちなみに色が紺色なのでムラが出にくかったせいなのか、菜箸だけでも十分染めることができました。

・菜箸は染める用のものを買っておくこと

普段の料理で愛用している菜箸を今回の染めように使ってしまったため、現在も僕の菜箸は紺色に染まったままです。

それではグラミチパンツを染めていきます!

購入したDYLONはコチラ

DYLONには100度近いお湯と少量のお塩を使うマルチタイプと、

40度くらいのお湯と大量のお塩を使うプレミアムダイという2種類の染料があるようです。

今回僕はマルチタイプを使いました。

 

これ一袋でTシャツ2枚を染めることができるそうです。

グラミチのパンツはコットン100%

生地が分厚いので今回は1度にすべて使い切ります。

使い方はDYLONのページに説明がありました。

 

いきなりの難関、大量のお湯

まずは6Lほどのお湯を用意します。

一人暮らしの僕は大きな鍋を持っておらず、大量のお湯を用意することが一番苦労しました。

ガスコンロ2口と電気ケトルとキャンプ用のカセットガスコンロを出動させて、お湯を沸かしました。

ボウルに染料と少量のお湯を入れて染料を溶かします。

 

次にバケツにグラミチパンツと塩30gをいれます。

 

ついに染めます

ここで先ほど溶かした染料と、6Lのお湯をバケツに投入します。

ここで染料が短パン全面にしっかり染みるよう、何度もバケツをかき回します。

本当は衣服をよく揉んだほうが良いのですが、先述の注意書き通り、お湯が熱すぎて終始菜箸でかき回していました。

20分ほどしっかりとかき回したら、さらに20分漬け置きします。

この時に、短パンが染料液にしっかりとつかるようにします。少しでも短パンが液面から顔をだしているとその部分だけ染めムラができてしまいます。

 

しっかりすすぎましょう

20分漬け終わったら、染料液を捨てて短パンを水ですすぎます。

バケツに水をためて10回ほどすすぎを行いました。

その後洗濯機にいれてすすぎと脱水にかけます。

あとは脱水した短パンをいつも通り干せば、染め直し完了です!

 

グラミチパンツの染めなおし成功!

乾かした短パンがこちらです。

見事に染めなおし成功しました!色もオリジナルとほぼ同じ色なので、まるで新品に生まれ変わったようです。

ちなみに染め前と染め後を比較すると、より染め直しの効果がわかります。

左の写真が染め前、右の写真が染め後です。

 

ふともも部分の色落ちがひどかったのですが、染め直すと色落ち部分がどこだったのかわからなくなってしました!

 

無事にグラミチの短パンを染めなおすことができました。

今回は紺色の染料だったので、ムラが少なく初心者でも簡単にできたようです。

アウトドアの服は丈夫な作りの物が多いので、染めなおして何年も着続けられたらいいですね!

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